2011年2月7日月曜日

教職大学院も厳しい現状・・・ 

法科大学院と同様、教職大学院も厳しい状況なんですね~
自分のことを言うのは恥ずかしい事なんですが…
実は聖徳の高校を卒業している者でして…聖徳大学の名前があがってて
若干残念に感じています…。
少しでも改善に向けた努力が報われますように…☆☆☆



◆教職大学院、4校改善必要 新設大・学部 文科省調査(2月4日日本経済新聞)

文部科学省は4日、新設された大学や学部などが申請通りに運営されているか調べた2010年度の「設置計画履行状況等調査」の結果を発表した。専門職大学院のうち、法科大学院1校、教職大学院4校で大幅な定員割れなどの問題が見つかり、改善を促した。一般の大学、短大、大学院では、226校で定員割れや教員確保の遅れなどの問題が見つかった。

 同調査は05年度から実施され、授業科目の開設や教員組織の整備が申請計画通りになっているかを調べている。

 法科大学院は調査対象が6校で、改善を促す「留意事項」が付いたのは愛知学院大1校だった。教員間の連携が不十分とされた。昨年度に学生数が標準とされる規模を超えていると指摘された東京大と京都大などは改善が進んだと評価された。

 開設3年目の教職大学院は全25校のうち23校が調査対象になり、北海道教育大、宮城教育大、山形大、聖徳大の4校に留意事項が付いた。うち2校は大幅な定員割れを指摘された。学生となる教員を派遣する地元教育委員会から要望を聞く仕組みを整えることなども求めた。

 一般の大学や学部などでは、1339件が調査対象になり、226校の564件に留意事項が付いた。

 学生数の問題のみで指摘を受けたのは202校。多くは特定の学部や学科で学生数が定員の7割を下回るケースだった。一方で、定員を大幅に超える学生を受け入れていた大学もあり、文科省は教育環境の質を保つために改善を求めた。

 学生数以外の問題も指摘されたのは24校で、留意事項は計27件だった。設置計画より助教2人、助手10人が少ないまま授業をしていた短大や、専任教員を確保できず開講できない科目があった大学が改善を求められた。単位を与えるための授業時間が不足していたり、図書館や体育施設の整備が不十分だったりした例もあった。