2013年5月28日火曜日

津波死亡「幼稚園に責任」=園児6人の遺族提訴―仙台地裁

裁判すること自体がおかしいと思います。
幼稚園の先生だって子供がなくなって悲しんでいるはずです。
勝ったら弁護士はお金を稼げるのでしょうが、子供は帰ってこないし幼稚園の完璧な防災への発展につながるなど到底有り得ないと考えます。
私はこの裁判をおこした弁護士を軽蔑します。

時事通信 5月27日

 東日本大震災の津波で、宮城県山元町の私立ふじ幼稚園のバス2台が流され園児ら9人が死亡したのは、適切な措置を取らなかった幼稚園側に責任があるとして、死亡した園児6人の遺族が27日までに、同幼稚園の理事長や教諭らを相手に計約2億5000万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。
 訴状によると、ふじ幼稚園では2011年3月11日の地震直後、園庭にいた園児51人を大型バスと小型バスに避難させた。2台は津波で流され車内に水が浸入。教諭らは大型バスから園舎2階に避難させようとしたが、園児7人が死亡した。小型バスの園児らは近くの民家に逃れたが、うち1人は適切な手当てが行われず死亡したとしている。
 遺族側は、教諭らが園児を園庭に待機させたまま、ラジオなどで情報収集をせず、避難に向けた行動を取らなかったと主張している。
 提訴について、ふじ幼稚園は「何もお伝えすることができません」としている。

2013年5月22日水曜日

例外から近道へ…「司法」予備試験、過去最多

田舎の方では、弁護士過疎が進みほんとに困っている地域もあるようなので受験者が増え、弁護士が増えるのはいいとは思うのですが。
予備試験制度を利用する人が増えていくと、法科大学の在り方というのが問われて行くような気がします。

読売新聞 5月20日

合格すれば法科大学院を経ずに司法試験の受験資格が得られる「予備試験」について、法務省は20日、今年の受験者数が過去最多の9224人(速報値)だったと発表した。
出願者は1万1255人だったが、実際の受験者は1万人台を割り込んだ。試験は19日に始まり、論文式と口述試験を経て、11月7日に合格発表される。

 予備試験が始まった2011年の受験者数は6477人、昨年は7183人と年々増加。経済的理由などで法科大学院に通えない人のための「例外ルート」として導入されたが、現役大学生が同大学院に通わずに済む「近道」として多数受験している実態がある。

 19日に東京都内の会場で受験した千葉大法経学部2年の男子学生(20)は、「法科大学院は学費が高い。法曹の仕事に早く就きたいので、在学中に予備試験を突破するつもりで勉強してきた」と話していた。

2013年5月14日火曜日

「引退後の収入考え…ばかだった」元阪神の金本さん 1億円投資詐欺被害公判

後輩たちの事を考えての出資って、まさにアニキですね。
しかし、大金をつぎ込む時はもっと警戒しなきゃだめですよ。
スポーツで稼いだ人は、騙される人が多いようです、掛布さんもこういう話ありましたもんね。


これからは、うまい話に乗っからないで、解説者やコーチといった野球界での活躍を期待します。


産経新聞 5月13日

 プロ野球元阪神の金本知憲さん(45)から出資金名目で約1億1千万円以上をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた無職、本多善光被告(45)=埼玉県和光市=の公判が13日、さいたま地裁(西村真人裁判官)で開かれた。金本さんが証人として出廷、出資について「(自分自身が)ばかだったなと思う」などと振り返った。

 金本さんは開廷直後の午前10時5分ごろ、濃紺にストライプ柄のスーツ姿で出廷。時折、持参した飲料水を口に含みながら検察側の質問に淡々と答えた。

 起訴状によると、本多被告は平成18~21年、ボートレース団体への預託金や農地取得名目などで、金本さんから計約1億1700万円を詐取したとしている。

 預託金について、金本さんは「いつ引退するから分からないので、引退後も収入を得られると思い、魅力的だった」と証言。「清掃や警備、売店などの権利を任せると聞いていたので、プロ野球の後輩や、身内の就職先にもなると思った」と述べた。

 また、金本さんは本多被告について「一番の親友という思いを裏切られた。期間と金額も相当なもので許し難い行為」とし、「できるだけ重い処罰を望みます」と語った。

2013年5月9日木曜日

「食べログ」情報削除求め提訴=飲食店「投稿で損害」―札幌地裁

食べログは嫌がらせ目的の書き込みや、逆に店の関係者による自演も多いと聞いたことがあります。
しかし、そういうリスクを認識していなかった経営者にも落ち度はあると思います。
店側が思っている事実と客側が感じた事実は一致しないこともありますから難しい裁判になると思います。


時事通信 5月8日

 飲食店利用者の感想や評価を掲載するサイト「食べログ」に事実に反する内容を投稿され、来店客が激減する損害が出たとして、札幌市の飲食店経営の男性が8日、運営するカカクコム(東京)を相手取り、店舗情報の削除と損害賠償200万円を求める訴えを札幌地裁に起こした。
 訴状によると、男性は札幌市近郊で飲食店を経営。昨年2月ごろ、食べログに自ら店舗情報を掲載したところ、店舗や料理の評価などを書き込める「レビュアー会員」によって今年3月までに計2回、事実に反する否定的な内容を投稿、掲載された。カカクコムに店舗情報の削除を求めたが、拒絶されたとしている

2013年5月2日木曜日

司法予備試験、今年の出願は最多1万1255人

昨年は9118人うけて、合格者が219人ですか予備試験も相当難しいのですね。
しかし、実力があるなら、高い金払って法科大学に通う人は、いなくなるでしょう。
しかも、司法試験合格者も法科大学院修了生よりも多いなら、法科大学の存在意義すらわからなくなります。


読売新聞 5月2日

合格すれば法科大学院を経ずに司法試験の受験資格を得られる「予備試験」の今年の出願者数が1万人を超え、過去最多の1万1255人に達したことが法務省のまとめでわかった。

 2011年に同試験が導入されてから2年連続の増加。一方、正規ルートにあたる法科大学院の今年度の入学者数は定員4261人に対し3000人程度と、過去最低を更新する見通しで、法科大学院離れがまた進んだ。

 同省人事課によると、予備試験の出願者数は11年が8971人、昨年は9118人。11年の予備試験組が受けた翌12年の司法試験合格率(68%)は法科大学院修了生(25%)を大幅に上回り、合格者58人中26人が現役大学生だったことから、優秀な学生が法科大学院に通う時間や費用を節約する「近道」として利用しているとの指摘がある。

 12年の予備試験合格者219人(うち現役大学生69人)は今年以降の司法試験に挑む。