2012年3月29日木曜日

個人で6000万円以上支払わなければいけないんですから相当な負担でしょうね。まぁ、それだけのことをやらかしたからなんでしょうけど。発注者の都合で工事が送れるというのはどうしようもないことですからね。これで債務不履行だと言われて契約を解除されたんでは大損害ですからね。損害賠償請求をするのは当然でしょう。この弁護士は色々いわくつきの弁護士さんだったということなんでしょうかね?詐欺罪でも有罪判決を受けていますし…士業は信用が第一なので、このようなことをやってしまうと信頼を失墜することになり、その損失は途方もなく大きいものになりそうです。


◆弁護士に6389万円支払い命令 工事請負契約解除訴訟で岡山地裁判決(3月24日山陽新聞)


 発注者の都合で建物新築工事が予定より遅れたにもかかわらず、債務不履行を理由に工事請負契約を解除されたとして、住宅メーカー「パナホーム」(大阪府豊中市)が、岡山弁護士会所属の黒瀬文平弁護士(70)に請負代金約6559万円の支払いを求めた訴訟の判決で、岡山地裁は23日、同社の主張をほぼ認め、黒瀬弁護士に約6389万円の支払いを命じた。


 黒瀬弁護士は容疑者国選弁護制度をめぐり、接見回数を水増しし報酬を詐取したなどとして詐欺罪に問われ、2011年の一、二審で有罪判決を受け、上告中。…

2012年3月27日火曜日

「武富士」継承し貸付業務を再開 スポンサーのJトラスト

債務整理からの過払い請求という流れで多くの消費者金融が破綻に追い込まれてしまいました。
中でも武富士の破綻は衝撃を受けましたからね。
それだけ弁護士や司法書士による債務整理の業務が凄まじかったということです。
Jトラストはこの武富士ブランドにあやかってまだまだ貸金業を続けようということなんでしょうかね?
まぁいいですけど…消費者金融はお金を借りる人がいないと成り立ちません。
生活に困窮し、どうしても借り入れがないとダメだという人がいる以上、この業界が姿を消すことはありません。

◆「武富士」継承し貸付業務を再開 スポンサーのJトラスト(3月22日日経新聞)

中堅ノンバンクのJトラストはこのほど、経営破綻した消費者金融の武富士の事業を継承し、「武富士」ブランドを使った貸付業務を再開した。昨年末に武富士のスポンサーに決まった当初は新規の貸し付けをしない予定だったが、方針を転換。武富士の知名度の高さを利用し、グループで350億円程度ある消費者向け無担保貸付残高の規模を維持していく考えだ。

電話やインターネットを通じて融資を申し込めるようにした。武富士から継承した既存客のほか、新規客に対する貸し付けを再開した。ただ、自前の店舗や無人機を使った融資は行わない。…

2012年3月26日月曜日

アディーレ法律事務所が東京 町田駅前に法律事務所として全国最多となる第21号支店を開設


今度は町田支店ですか…勢いありすぎでしょ。
東京だけでも立川支店、北千住支店とあり、関東でも横浜支店と千葉支店、宇都宮支店とありますからね。攻めますねぇ。
債務整理が弁護士、司法書士の主要業務に成長してからしばらくたちますが、今現在でも債務整理は衰えを見せないということなんでしょうかね。
これからも支店を全国各地に出しそうな気がしますね。法律と言えば堅苦しいイメージがあり、弁護士と聞くと非常に型物で敷居も高いというイメージがどうしてもありますが、アディーレ法律事務所は弁護士の先生がバラエティ番組などに出ていたり、CMをしていたりと結構出てますからね。
気軽に相談に行けるということなんでしょうか。
債務整理だけでなく交通事故や不動産登記にも力を入れており、最近では池袋本店と名古屋支店で離婚問題も取り扱っているようです。
これからもどんどん支店を増えすと同時に主要業務も増やしていくんでしょうかね。弁護士は就職難と言われていますが、この事務所は全くそんなことは関係ないんでしょう。

◆アディーレ法律事務所が東京 町田駅前に法律事務所として全国最多となる第21号支店を開設(3月23日プレスリリース)


より身近なリーガル・サービスを目指す弁護士法人アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士:石丸幸人、以下)は、全国規模の支店展開をし、あらゆる分野のリーガル・サービスをワンストップで提供できる綜合法律事務所を目指しています。このたび開設する町田支店は、国内の法律事務所としては全国最多となる第21号支店となります。町田市は1960年代から東京郊外のベッドタウンとして、また西東京地区から神奈川県央・横浜方面へ向かう交通の要所として発展してきた都市です。

 商業面においても、南多摩地区における中心的な役割を果たしているだけでなく、商業人口200万人を抱える相武経済圏の重要なハブとして、近年目覚ましい発展を遂げています。アディーレは昨年2月、横浜ランドマークタワーに横浜支店を開設。神奈川県東部の拠点として債務に悩む多くの方々のご相談に対応してまいりました。…

2012年3月23日金曜日

過払い請求峠越え民事訴訟減

貸金業法の改正以降、ものすごい勢いで債務整理をする人や債務整理の結果、過払い金があると分かるや過払い請求をするという人が多かったですからね。
これは全国で社会現象になったような気がします。債務整理の業務がどんどん大きくなり、過払い金があるかもと思った人が過払い請求を当たり前のようにするようになり、多くの多重債務者が債務整理に訪れ、多くの貸金業者を瀕死の状態に追いやり、最大手の武富士を破綻に追い込みましたもんね。
ですが、今はもう落ち着きを取り戻しているようです。しかし、潜在的な多重債務者もまだまだいようですのでこれからも債務整理ブームは続きそうな予感です。

◆過払い請求峠越え民事訴訟減(3月19日中国新聞)  


広島地裁(本庁)の2011年の民事訴訟受理件数は10年比148件減の2563件で、2年連続で前年割れしたことが分かった。消費者金融などに過払い金返還を求める訴訟の提訴がピークを過ぎたのが主な要因とみられる。裁判官1人当たり年間約213・6件を処理する計算で1件の平均審理期間は7・5カ月だった。

 同地裁によると、受理件数は、07年2132件▽08年2517件▽09年3005件▽10年2711件。11年は、3千件を突破した09年と比べ、442件減となった。消費者金融などに対し、借り主が「グレーゾーン金利」分を返すよう求める過払い金返還請求訴訟の減少が一因。

 過払い金訴訟は最高裁が06年、グレーゾーン金利を事実上認めない判断を示したことで一時急増していた。過払い金訴訟に詳しい広島弁護士会の板根富規弁護士は「過払い金の取り戻しが進み、提訴が落ち着いてきた。今後もしばらくは減る見通し」と指摘する。

2012年3月22日木曜日

宅配?実は借金取り立て

何ですかこれ??以前の多重債務者や現在の多重債務者を狙った新手の詐欺ですか??
このようなことを平気でする不届きものに対しては弁護士や司法書士の方々は徹底的に叩いていただきたいですね。
しかもこれが大阪だけでなく、東北や四国とかなり広範囲に及んでいますので、こういうことをする大がかりな組織がありそうですね。
それか、記事にもあるように、債務整理をして過払い金が発生し、過払い請求が原因で破綻してしまった貸金業者が債務者名簿を横流ししてしまったのか…いずれにしても胡散臭い限りです。

◆宅配?実は借金取り立て(3月3日読売新聞)


多重債務者に宅配便の不在通知票を装ったはがきが届き、問い合わせ後、長年にわたって督促さえなかった借金の返済を迫られる例が相次いでいる。不良債権を譲り受けて回収できるのは、国の許可を受けた債権回収会社(サービサー)だけだが、一部の貸金業者らが無許可で回収を行っているものとみて、多重債務者の支援団体は注意を呼びかけている「お荷物を預かっています」。一昨年5月、大阪市西成区の無職男性(65)宅に宅配便の不在通知票のような紙片が入っていた。

品目は「生もの」。男性は親戚からの荷物と思い込み、通知票の連絡先に電話すると、「荷物を調べて連絡する」と告げられた。ところが翌日、兵庫県内の貸金業者から「昔の債権を預かっている」と電話があった。…

2012年3月21日水曜日

JR富山駅前に法律事務所として全国最多となる第19号支店を開設

今度は富山支店ですか…同じ北陸にも新潟支店と金沢支店があるのに…攻めますねぇ。
債務整理はまだまだ不況知らずだということなんでしょうか。CMでもよく見かける法律事務所ですからね。
債務整理に特化しているので債務整理だけかと思いきや、交通事故や離婚案件等も扱っているようです。
様々な業務を広く浅くやるというよりも、専門分野を決めて突き進んでいる感じなんですね。
本当に全国各地にまんべんなく支店ができそうですね。
債務整理も武富士の破綻で少し落ち着いたかと思いきや、潜在的な多重債務者はまだまだいるわけですし、貸金業法の改正で借りたくても借りられない人がヤミ金に流れたりするなど、まだまだ多重債務者は増えそうです。

◆JR富山駅前に法律事務所として全国最多となる第19号支店を開設(2月29日毎日新聞)

 より身近なリーガル・サービスを目指す弁護士法人アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士:石丸幸人、以下アディーレ)は、全国規模の支店展開をし、あらゆる分野のリーガル・サービスをワンストップで提供できる綜合法律事務所を目指しています。

 このたび開設する富山支店は、国内の法律事務所としては全国最多となる第19号支店となります。富山支店を開設するアーバンプレイスビルは、飲食店・専門店を備え、富山市の芸術文化ホールであるオーバードホールに隣接する複合型コミュニティ施設です。このような地域に根づいたコミュニティ施設に富山支店を開設することにより、今まで相談しにくかった多重債務や借金問題などの悩みについて、仕事やショッピングなどの帰りにお気軽にご相談できるようになります。…

2012年3月15日木曜日

債務整理はまだまだ元気

一時の債務整理ブームで、ごっそり過払い金を取られ、もう債務整理のブームは去りつつありそうだと思っていましたが、そんなことはなく、今現在も過去最高を更新し続けているということなんですね。 まだまだ過払い金返還請求は続きそうな気がします。 消費者金融は過払い金返還しすぎて破綻しないようにしなければいけないですね。何せまだまだ潜在的な多重債務者が大勢いますので、もしこの多重債務者がこぞって債務整理をし、過払い金があるということが分かって過払い請求をしようものならいつ破綻してもおかしくない状況に追いやられること間違いなしですからね。


◆消費者金融3社、過払い返還金最高ペース(2月22日 日経新聞)  


アコム、プロミス、アイフルの消費者金融大手3社が過去に取りすぎた金利分を顧客に返す「過払い返還金」が、2012年3月期も前期に続き過去最高を更新する見通しだ。  


11年4~12月期の3社合計の返還金は前年同期比14%増の2242億円だった。10年秋の武富士の破綻を機に増えた返還金が高止まりしている。返還に備えた引当金の積み増しを迫られる可能性もある。  


12年1月の返還金はアコムが前年同月比23%減の74億円、プロミスが同4%減の86億円だった。足元の返還金は減少傾向にあるものの、今期の3社合計の返還金は通期で3000億円近くに達するとみられ、前期(2634億円)を上回るのはほぼ確実だ。…

2012年3月12日月曜日

大震災1年:県内各地で鎮魂の黙とう、支援イベント /島根

弁護士の先生、活躍してますね。
原発の差し止め訴訟と言えば、行政法の典型論点です。
原発に賛成するかどうかのイデオロギーの問題はさておき
実際の法曹資格、憧れますね。

「島根の弁護士」というマンガがあると思います。
読むとモチベーションが高まります。
法律家の卵であるロースクールのみなさんも
勉強に励んでください!!



大震災1年:県内各地で鎮魂の黙とう、支援イベント /島根
(3月12日 毎日新聞)

東日本大震災から1年の11日、県内各地で鎮魂の黙とうや支援のイベントが行われた。震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故を受け、原発を考える集会もあった・・・集会では、島根原発(松江市鹿島町片句)の運転差し止め訴訟で、住民側代理人を務める岡崎由美子弁護士が訴訟について解説した。

2012年3月9日金曜日

本当に減っている??

多重債務者が減ってきている…確かに、表面上は減ってきているかもしれません。
一時は
債務整理からの過払い金返還請求というのが定番になり、消費者金融を瀕死や破綻に追いやりましたからね。
グレーゾーン金利の廃止というのは多重債務者にとって願ってもない改正だったと思います。
その一方で、総量規制が導入されたことにより、借りたくても借りられないという方が増加しました。
審査が厳しくなり、借りられないからと、ヤミ金に流れる人も多くなったりましたからね。
多重債務者は減っているけど借り入れをしている人は増えているという現実…この人たちが多重債務に陥ると…また債務整理の業務がやかましく言われる日が来るんでしょうね。

◆多重債務者半減、1月末51万人 貸金業規制映す 信用情報大手まとめ(2月20日日経新聞)

借金を重ねる多重債務者が減っている。貸金業者からお金を借りた個人の信用情報大手の日本信用情報機構(東京・千代田)によると、借り入れが5件以上ある多重債務者数は1月末に前年同月末比24万人減の51万人となり、ピークの半数以下に減った。融資を年収の3分の1までに制限した改正貸金業法の完全施行をきっかけに、借り入れを整理する動きが進んでいるとみられる。

 同機構は消費者金融やカード会社からお金を借りた顧客の情報を扱い、業界最大級の9兆円超の借入金を管理する。多重債務者数は調査を始めた2010年4月の112万人をピークに右肩下がりが続いており、1月に過去最低を更新した。…

2012年3月6日火曜日

法曹界歳強対決

BIG4の一角である西村あさひVS弁護士ランキング1位の弁護士率いる最強の弁護士軍団…有名企業の訴訟ともなると、トップクラスの弁護士が登場するんですね。テレビで見ましたが、確かにそっくりでしたもんね。この仁義なき戦いにどんな判決が下るのか見守りたいところです。西村あさひは泣く子も黙る名門中の名門事務所ですからね。これに対するのは最強の弁護士…全く勝負の行方が読めなくなってきました。ですが、裁判は証拠主義ですし、両社が和解という円満解決にならなければ一方が勝者になり、もう一方が敗者になるんですよね…裁判というのは恐ろしいものです。

◆グリー対DeNAは最強弁護士同士の戦い(2月20日ゆかしメディア)

 ソーシャルゲーム2強のディーエヌエーとグリーの戦いが先日、法廷でもスタートした。第1回口頭弁論ではお互い一歩も引かない構えを見せ、今後の戦いが注目されている。弁護士も、国内最大手弁護士事務所と、弁護士ランキング1位という戦いになる。

 この事件は、グリーにゲームを提供しないようにとの圧力を掛けられたとして、グリーとKDDIが、ディーエヌエーを相手取って計10億5000万円の損害賠償を求めて提訴した。

 双方ともに、最高峰弁護士をもってして戦いに挑むあたりは、企業の勢いと、この戦いに挑む本気度をうかがわせている。…

2012年3月1日木曜日

日米弁護士就職難

弁護士の就職難は今や日本国内では当たり前になりつつありますが、アメリカでも同様の事態に直面しているんですね。
私が中学生や高校生の頃は、弁護士と言えば、華やかでかっこよく、合格してしまえば生涯安定で高収入、さらに異性にモテまくりという最高のイメージがありましたが、私が大学へ入学したと同時に法科大学院ができ、それからあっという間に就職難になりましたからね。
私の友人も何人か弁護士をしている人がいますが、一部の超大手の法律事務所や外資系に採用された人は結構な額を稼いでいますが、そうでない人はサラリーマンと同じくらいというのが大半ですね。
さらに、未だに就職できていないという友人もいます。これが今の法曹界の現状のようです。アメリカでは、ハーバードやコロンビアなどのUCLAのロースクールを出たら勝ち組確定かと思いきや、そうでもないようです。

◆弁護士の働き口がない!学生が法科大学院相手に訴訟(2月15日PUNTA)

 弁護士といえば、不況知らずで高額な収入を得ることができる職種というイメージが定着している。しかし不況下の米国では、高収入を夢見て法科大学院を卒業した学生らがそんなイメージからは程遠い厳しい現実に直面している。
 法科大学院は卒業後の就職率や卒業生の給与水準を水増しして宣伝しているとして、卒業生らがニューヨークやシカゴ、フロリダ、カリフォルニアなどの法科大学院に対する訴訟を起こしている。今回が初めてではなく、昨年もミシガンとニューヨークの法科大学院に対して、同様の苦情が州裁判所に申し立てられている。