2010年12月3日金曜日

生徒を確保する為に…

色んな手を打たなければ存続は難しいってことでしょう。

こんなこと言っては失礼だとは思うけど…『東北学院大法科大学院』って
有名な法科大学院と比べても知名度的にはマイナーですもんね。
授業料免除とか減額ってして行かないと
生徒を確保するのは難しいです…


◆東北学院大法科大学院 11年度後期から入学金・授業料減免(12月3日河北新報)

東北学院大法科大学院(仙台市)は2日、来年1月実施の2011年度後期入試から、授業料減免など経済的負担の軽減制度を取り入れると明らかにした。中教審は、実績が基準に満たない法科大学院の補助金を削減する方針。新たな制度の導入で優秀な学生を確保し、入試の競争倍率と新司法試験の合格率の向上を目指す。 11年度の入学金は27万円で、授業料は年間112万円。軽減制度の対象人数は未定だが、法学部卒業者対象の既習者コース(2年)は入学金と授業料を全額免除する。施設費などは従来通り、学生の負担となる。 未習者コース(3年)も国立の入学金約28万円、年間授業料約80万円を下回るようにする考え。詳細は今後、検討する。 制度は、在学生から経済的な負担で進学を断念する人も多いという声を聞き、骨子をまとめた。学生の負担軽減に伴う経費不足分は、大学院を運営する学校法人で補う。 学院大の高木龍一郎法学部長は「優秀な人が進学しやすい環境を整え、地域に密着した法曹人を多く育てたい」と話している。 東北学院大法科大学院は今年1月、学生の質確保などについて、中教審の法科大学院特別委員会から「重点的な改善が必要」と指摘を受け、志願者数が募集定員以下でも入試倍率を2倍以上に保つなどの抜本的な改革を進めている。 11年度前期入試は募集定員20人に対して17人が志願した。合格者は8人で、全員が未習者コース。本年度の新司法試験は39人が受験し、合格者は2人だった。 特別委は9月、前年度入試の競争倍率が2倍未満、新司法試験合格率が全国平均の半分未満などの基準を定め、3年以上続いた大学院の補助金を12年度から削減する方針を決めた。 全国では、龍谷大法科大学院(京都市)が11年度入学生から、既習者コースの授業料などを実質免除する奨学金制度を導入する。