2010年9月21日火曜日

2足のわらじを履く女性

世の中には本当に頭のいい人っているんだね~って実感せざるを得ない記事でしょ。
しかもタイムリーな話題として…司法修習生の給与のことについて法曹界は躍起になってるけど…。この女性弁護士は医師の資格も持ちつつ、弁護士でもある!
現実問題として…両方の仕事が“お金がないとなれない職業じゃない?”純粋にスッゲ~!!!って思っちゃうよ。
やっぱりこの人のお家は、裕福なお家なのかしら~??




◆理系弁護士(9月21日四国新聞社)
日弁連主催の司法シンポジウムが、東京の弁護士会館で開かれ、法曹(裁判官、検察官、弁護士)養成分科会のパネルディスカッションに、法科大学院出身で弁護士になったばかりの7人が参加した。そのうちの1人、越後純子さんの話を聞いて、日本も理系の専門知識を備えた弁護士が本格的に活動する時代に入ったことを痛感した。 越後さんは筑波大付属病院などに勤務した医者で医学博士の学位を持っている。6年前、桐蔭横浜大法科大学院に入り、司法試験に合格。今年1月、弁護士登録をした。 金沢大付属病院の特任准教授でもある越後さんは弁護士志望の動機について、「医療事故の講演を聴いたのがきっかけ」と話した。今は医療に関する法律問題などに取り組んでいると言い、これまでほとんどいなかった、医学と法学との境界領域の専門家として多忙な日々を送っているようだ。 日本では理系の博士号を持った法律家はあまり見掛けない。しかし最近は、知的財産高裁に理系大学院出身の裁判官が配置されるなど法曹界にも変化が見られる。良い傾向だが、これも法科大学院ができた成果だろう。 10年前なら、日本の法学部に理系の博士が入って来ることなど考えられなかった。米国には、既にそんな人たちがいた。そういう知的蓄積の厚みの違いを意識せざるを得なかった。 しかし、もう状況は変わり始めているようだ。医学分野を手始めに、薬学、工学、理学などの理系分野でも博士弁護士が誕生してほしい。(K)