2012年10月3日水曜日

無関係市民、ネット中傷で2人書類送検へ 大津中2自殺

自殺に追い込んだ加害者が許せないという気持ちはわかりますが、よく調べてもしないで、関係ない人の誹謗中傷はまずいですよね。
ネットは様々な情報が入ってきて大変便利ではありますが、中には間違っている情報も沢山詰まっているので、情報の信憑性の見極めが大変重要になってきますね。



無関係市民、ネット中傷で2人書類送検へ 大津中2自殺(京都新聞 10月3日)

 大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、インターネット上で、生徒をいじめたとされる同級生の親族として、無関係の市民を誹謗(ひぼう)中傷したとして、滋賀県警が名誉毀損(きそん)の疑いで、東京都内の会社員の男性と兵庫県川西市の男性の自宅をそれぞれ家宅捜索していたことが3日、捜査関係者への取材でわかった。県警は近く書類送検する方針。
 捜査関係者によると、都内の30歳代の男性は、何者かが書き込んだ事実無根の内容を別のサイトに張り付けて拡散させた疑いがあるという。大津、草津両署は9月下旬、両男性宅を家宅捜索し、パソコンなどを押収。解析を進め、書き込みの発信元の特定などを進めている。
 大津市では7月、市内の女性団体会長の女性が、同級生の母親だと事実とは異なる書き込みがされ、実名も掲載された。

団体の事務所に不審な電話が相次ぐなどの被害もあった。また、草津市の元警察官も同級生の祖父だと誤った情報とともに実名や勤務先がさらされ、職場に無言電話などが多数寄せられる事態になっていた。
 女性と元警察官は7月、大津、草津両署に被害届を出していた。