2011年9月29日木曜日

疑いたくなる市民に身近な司法…。

法科大学院…今後どうなっていくんだろうね~???
すごいやり玉に挙げられてるけど…74校も乱立させちゃったのは一体誰の責任なの?!
日本人お得意の“想定外”ってやつ?!
想定外なんてことはあってはいけないんだから、本当に日本の将来
そして市民に身近な司法を目指してるの?!って疑いたくなっちゃうね…




◆法曹養成 改革の「理念」を忘れずに(9月29日西日本新聞)

 やはり、事態は深刻と言わざるを得ない。法科大学院35 件の修了者を対象にした今年の新司法試験合格者が、昨年より11人少ない2063人にとどまった。
 政府は2002年に「合格者を10年ごろに年3千人に増やす」と閣議決定していたが、昨年に続き目標に遠く及ばなかった。司法制度改革による法曹(裁判官、検察官、弁護士)人口拡大計画は、形骸化がはっきりしたのではないか。
 一連の司法改革は「国民に頼りがいのある司法」を掲げ、法曹を「国民の社会生活上の医師」と位置付けた。高い理想の下、社会で司法の果たす役割が大きくなり、一般的な訴訟活動だけでなく、弁護士資格を持って企業や役所で働くなど活動領域も広がるとして、法曹人口の大幅増加が計画されたのである。
 だがいまでは、法曹の需要は伸びていないとして、日本弁護士連合会は合格者の抑制を主張する。一方で、合格者がもくろみ通り増えていないのは「法曹の質を保つため」(法務省)という。…