2011年1月31日月曜日

改善進まず…

改善していく事っていうのはそんなに大変なことなんでしょうか?!

確かに…司法試験の合格率を上げる事は難しいと思うけど…その合格率が上がらなければ、その大学院を志望する学生だって寄ってこないよねぇ?!

取り組みが少ないと指摘された3大学院は、他の大学院がどんな努力をしたのか、調査するべきですよね?!


◆法科大学院「改善進まず」8校 中教審、昨年指摘の25校中(1月26日日本経済新聞)

新司法試験の合格率低迷が続く法科大学院を巡り、中央教育審議会法科大学院特別委員会の作業グループは26日、教育内容に問題があると昨年指摘した25校のうち、8校について「改善の取り組みが進んでいるとは言い難い」とする調査報告書をまとめた。新たに大宮法科大学院大、青山学院大、明治学院大の3校について「継続的な改善の努力が必要」と指摘した。

 調査は、撤退を決めた姫路独協大を除く全73校が対象。昨年1月に大幅な改善を必要とする「重点校」に指定した13校と、継続的に改善の努力が必要な「継続校」に指定した12校などを集中的に調べた。

 改善が進んでいないとされた8校はいずれも2010年度入試の競争倍率が2倍を下回り、昨年の新司法試験合格率が全国平均(25.4%)を大きく割り込んでいた。

 報告書によると、一部の法科大学院は、定期試験で明らかに水準が低い答案に合格点を与えていたり、成績評価が各教員に任せきりで組織的に行われていないなどの問題点があった。

 一方、17校は改善の取り組みを「相当実施した」か「一定程度実施した」と評価した。調査を担当した作業グループ主査の永田真三郎・関西大教授は「全体として各法科大学院の危機意識は高まっているが、改善に向けて具体的な行動に移せていない大学院が残っている」と指摘した。