2010年8月16日月曜日

模擬体験

実際に将来、弁護士や検察を目指して勉強している学生にとっては、すごく為になる体験だったんじゃないかなぁ~??
伝えることの難しさを実感した学生もいるようだし、自分だったらこう言うだろうな~?って想像しながら聞いてる学生もいた様だし…。




◆裁判人裁く難しさ(8月15日読売新聞)
法科大学院生ら模擬体験
鹿児島大の法科大学院生らによる模擬裁判が14日、鹿児島市の同大で開かれ、大学院3年の7人が検察側と弁護側に分かれて建造物侵入・窃盗未遂事件の公判を体験した。
 同大非常勤講師(派遣検察官教員)の森川誠一郎検事による実習科目「刑事模擬裁判」の一環。電気製品店の倉庫に侵入した男が、見回りの警備員に取り押さえられたという設定で、盗み目的で侵入したと主張する検察側と、雨宿りのためだったとして無罪を訴える弁護側が冒頭陳述や証人尋問などを行った。
 裁判官役の森川検事が、傍聴者約30人の意見を聞いたうえで、懲役1年の求刑に対して同6月の有罪判決を言い渡した。
 パワーポイントを使った弁護士役の小嶋貴仁さん(26)は「裁判官だけでなく、傍聴者にも分かりやすいように心がけた」、検察官役の出水春彦さん(34)は「単に主張するだけでなく、根拠が大事だと痛感した」と振り返った。森川検事は「裁判員裁判のためにも、分かりやすい説明が求められる。この経験を将来に生かしてほしい」と講評した。司法試験の結果を待っているという傍聴者の中野七海(かずみ)さん(27)(鹿児島市)は「自分だったらこう質問するだろうと考えるいい機会になった」と話していた。