2009年6月6日土曜日

5年以内に3回まで

法科大学院修了者が受けることのできる新司法試験を受けるのを控えている人が増えている。
その理由は、回数制限があるからだそうで、5年以内に3回までと決まっている。慎重派が多いんですね。
こうなると、ある特定の年度に多くなってしまうことも考えられますね。
それも駆け引きの一つなのかしら?

◆新司法試験、短答合格率68% 回数制限で受け控えも(2009年6月5日 asahi.com)

 法務省は4日、法科大学院の修了者が受ける「新司法試験」の短答式試験に、受験者7392人のうちの5055人(約68%)が合格したと発表した。合格者の年齢は23~69歳と幅広かったが、平均すると30.4歳。女性が約25%を占めた。

 今後、短答式試験の合格者を対象に論文試験の採点が行われ、最終合格者は2500~2900人に絞られ、9月10日に発表される。

 新試験としては4回目だったが、法科大学院を修了した出願者のうち実際に受験した割合は毎回下がる一方で、今年は過去最低の77.3%に。「5年以内に3回まで」という受験の回数制限があるためで、修了者の一部にある「受け控え傾向」が強まっているとみられている。

 合格者数は多い順に、東京大333人(受験者389人)▽中央大292人(同373人)▽慶応大266人(同317人)▽早稲田大266人(同380人)▽明治大241人(同310人)だった。