2013年9月13日金曜日

熊谷死刑囚の刑執行=中華街の料理店主殺害―政権交代後6人目・法務省

死刑制度には賛否両論ありますが『何の面識も理由もなく父を殺した熊谷死刑囚の死刑は当然。』というのが遺族のコメントだそうです。
このコメントを聞き遺族の立場になってみると私は反対とは言えません。
ただし、冤罪の生み出す構造事態が改善されていない事には危惧を覚えます、死刑制度自体より絶対に冤罪が起こらないよう改革する方が先ではないかと個人的には考えています。


熊谷死刑囚の刑執行=中華街の料理店主殺害―政権交代後6人目・法務省
時事通信 9月12日

 法務省は12日、2004年に横浜・中華街の料理店主を射殺したなどとして、強盗殺人など6罪に問われ死刑が確定した熊谷徳久死刑囚(73)の刑を東京拘置所で執行したと発表した。執行は4月26日以来で、現在の安倍政権下では3回目。昨年12月の政権交代後、計6人に執行されたことになる。
 同省によると、熊谷死刑囚は11年3月に刑が確定した。未執行の確定死刑囚は132人となった。
 記者会見した谷垣禎一法相は、「再審に該当する事由や執行停止を命じる理由の有無を慎重に検討した上で、この時期に執行を命じた」と述べた。執行には立ち会わなかったという。
 確定判決によると、熊谷死刑囚は04年5月、中華料理店主=当時(77)=を射殺し、現金約43万5000円を強奪。同6月、東京の地下鉄渋谷駅構内で男性駅員に発砲して重傷を負わせ、紙袋を奪うなどした。