2010年3月3日水曜日

法科大学院など見直し議論開始

加藤副法相は「何らかの方向性を出したい」と会合後に発言していますが、何らかのってところと出したいというところにひっかかりますけど。

明確な方向性を見つけられなくとも、ある程度は将来性のある方向性を見つけてほしいし、出したいというのではなくて、出してもらわないとこまるんですけど・・・

早く改善して欲しいと思っている法学部の学生も多いのでは?

◆法曹養成:法科大学院など見直し議論開始--政府検討チーム(3月2日 毎日新聞)

 法科大学院教育の在り方など法曹養成の見直しを議論する法務・文部科学両省の検討チームが1日、初会合を開いた。弁護士ら法曹の質の低下に対する懸念が広まっていることから、適切な教育や司法試験の実施を検討し、夏までに改善に向けての方向性を示す。

 メンバーは加藤公一副法相や鈴木寛副文科相ら。司法試験の合格者が政府方針と比べて伸び悩む現状や、合格率が著しく低い法科大学院が多数あることなど、問題点は多岐にわたる。会合後、加藤副法相は「何らかの方向性を出したい」と述べた。

 政府は02年、司法試験合格者数を10年に年3000人に増やす方針を閣議決定。法科大学院修了者が対象の新司法試験も06年に始まったが、合格レベルに達する受験者は限られ、昨年の合格者数は2043人と低迷している。